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ようやく晴れ間がでてきました。
雨は、もうウンザリです。 ちょっと前に読みました。 図書館戦争 有川 浩さんの有名な作品ですね。 「阪急電車」とか「 フリーター、家を買う」等々、有川 浩さんの著書は、人気作が多いですよね。 「図書館戦争」は以前から気になってたんですが、文庫化を機に読んでみようかと思いました。いつの間にか、カミさんが全部そろえてたって幸運もありましたけどね。 表現の自由を取り締まる法律「メディア良化法」が成立してしまった架空の日本が舞台。「メディア良化法」による出版物の検閲を行う国の機関と、表現の自由を守ろうとする図書館との対立が、武力対立にまでエスカレートしてしまっているっていう非常にぶっ飛んだ設定ながら、違和感はそれほど感じずに読んでしまえます。 読後の感想は、とりあえず「面白かった」ってところでしょうか。 人気作家の作品だけに、テンポよく物語は進んでいきます。飽きさせないんですが、そのテンポの良さが、どうにも軽く感じられてしまって…最近はやりのライトノベルに近いんでしょうかね。40のオッサンには、あの恋愛的な部分がどうにもむず痒くってたまりません。登場人物たちのセリフも…漫画なら、もっと受け入れられるのかなぁ。 シリーズは全部で6冊くらいあったんですが、全部読破すればもっと違う感想が持てるのかも知れませんね。面白い作品って部分は、間違いないですからね。 この本で、初めて知ったのが“図書館の自由に関する宣言”です。 「図書館戦争」を書くきっかけになったものらしいです。内容は、 図書館は、基本的人権のひとつとして知る自由をもつ国民に、資料と施設を提供することをもっとも重要な任務とする。 この任務を果たすため、図書館は次のことを確認し実践する。 第1 図書館は資料収集の自由を有する 第2 図書館は資料提供の自由を有する 第3 図書館は利用者の秘密を守る 第4 図書館はすべての検閲に反対する 図書館の自由が侵されるとき、われわれは団結して、あくまで自由を守る。 日本図書館協会のHPに、もっと詳しい内容が記載されてます。 本当に、初めて知りました。 我々の知的財産を守る図書館って、なんて誇り高い存在なんでしょうか。 もっと利用しないと、勿体ないですね。 図書館、週末にでも行ってみようかなぁ。
by mochi_kantoku
| 2012-08-30 12:01
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